チベットタロット──変化を受け入れ、自分の人生を切り開くために
私が行っている占いは、一般的な西洋のタロット占いとは少し異なります。
私が使っているのは、チベットの文化や精神世界を背景にした「チベットタロット」です。
私はチベットに約4年半暮らし、チベット仏画やチベット仏教、チベット語などを学びました。その中で、チベットに伝わる占い「MO(モ)」の考え方や精神性にも触れました。現在は、そのエッセンスを取り入れたチベットタロットと、私自身が制作したオリジナルの曼荼羅カードを使って占いを行っています。
チベットタロットの大きな特徴は、人生を単純に「良い・悪い」「幸運・不運」と分けて考えないところにあります。
人生には、楽しいこともあれば、苦しいこともあります。思い通りに進むときもあれば、予想もしなかった変化が起こることもあります。
チベットの精神文化に触れる中で私が学んだのは、そうした変化を否定したり恐れたりするのではなく、まず受け入れ、その状況の中で自分自身がどう向き合い、どう行動していくのかを大切にするという考え方です。
そのため、チベットタロットは「未来はこうなります」と答えを決めつけるためのものではありません。カードに表れたメッセージを手がかりに、現在の自分や置かれている状況を見つめ、これからどう進んでいくのかを考えるための道しるべなのです。
チベットタロットには、バターランプ、ドルジェ、法螺貝、法輪、蓮の花など、チベットの文化や仏教にゆかりのあるさまざまなモチーフが描かれています。それぞれの象徴的な意味を読み解きながら、現在の状況、人間関係、仕事、健康、社会との関わり、そしてこれからの人生について考えていきます。
私にとって占いは、「当たる・当たらない」だけを目的としたものではありません。
カードを通して、自分では気づいていなかった思いや可能性に気づき、「本当はどうしたいのか」「これから何を選んでいきたいのか」を考えるための時間だと思っています。
そのため、私の「ユミ ツエワン流」のチベットタロットでは、カードのメッセージを一方的にお伝えするだけではなく、カウンセリングやコーチングのエッセンスも取り入れています。
恋愛、仕事、人間関係、人生の方向性など、悩みは人それぞれです。カードをきっかけに気持ちや状況を整理し、ご自身の中にある答えを一緒に探していきます。
私はこれまで、チベット仏画だけでなく、アートセラピーやカラーセラピーなど、「心」に関わるさまざまな学びを重ねてきました。だからこそ、私にとって占いは、アートや対話、セラピーともつながった活動です。
人生に迷ったとき、何かを決断するとき、自分の本当の気持ちが分からなくなったとき。
そんなときに、チベットタロットを一つのきっかけとして、自分自身を見つめ直してみませんか。
未来を誰かに決めてもらうのではなく、自分自身で未来を選んでいく。
チベットで学んだことや、これまでの旅と人生の中で受け取ってきたものを生かしながら、皆さんが自分自身の可能性に気づき、前向きな一歩を踏み出すためのお手伝いができればと思っています。
私にとってチベットタロットとは、未来を当てるためだけのものではなく、自分の人生を自分らしく歩んでいくための「気づき」と「道しるべ」なのです。
